【子連れハイキング】谷峨駅から「山北つぶらの公園」へ。大野山を断念してわかった“リアルな道のり”レポ

こんにちは、いまにこです。

先日、4歳の息子と一緒に電車でハイキングに行ってきました。 行き先は神奈川県の山北にある大野山!・・・の予定だったのですが、いろいろあって目的地を変更。

結果的には「山北つぶらの公園」にたどり着きました。

これが良くも悪くも忘れられないハイキングになったので、これから山北エリアに子連れで行く方に向けて、リアルな体験を書き残します。

【はじめに】実際に歩いたルート&所要時間まとめ

行った日

11月中旬(快晴)/母子2人(4歳)

実際に歩いたルート

谷峨駅 →(徒歩90分)→ 山北つぶらの公園 →(徒歩90分)→ 山北駅

所要時間

  • 谷峨駅 → つぶらの公園:約80分(ほぼ上り坂)
  • つぶらの公園 → 山北駅:約90分(急な下り多め)

4歳の子どもと歩いたので、時間がかかっています。 Googleマップだとどちらも50~60分くらいの距離でした。

良かった点

  • 公園の景色が最高
  • 室内スペースがキレイで助かる(トイレもめっちゃ綺麗)

大変だった点

  • 谷峨駅→公園→山北駅の道は舗装された道路なので4歳には飽きる
  • 道中ほぼ歩いている人には会わない
  • 息子18kgを抱っこして下山
目次

谷峨駅スタート、大野山の登山口までが地味に長い

午前11時頃、御殿場線の谷峨(やが)駅に到着。ここから大野山の登山道を目指します。

谷峨駅が既に山の中で気持ちよかった。

トイレは和式でした。男女それぞれ1つずつ。

途中途中にハイキングコースの看板があります。


同時に10人までしか渡れない橋を渡ります。

橋を渡ったら左に進みます。

実はここでどっちに進んだらいいのかわからなくてウロウロしました。

で、ここからが大変だった。
道が想像していたよりずっと急な上り坂。

正直登山道入口に辿り着くまで、こんなに上り坂があると思わなかった。(ちゃんと調べてなかった…)

舗装された道路なので、4歳は既に「帰りたい」と言い出す。
なんとかハイキングしようと言い聞かせて、ようやく登山道入り口へ!

3分ほど登ったところでふと時計を見ると12時。

「今から登って暗くなるまでに帰って来れるかな?」と一気に不安が押し寄せてきます。

周囲に人の気配もなく、息子も既にちょっと疲れ気味。
ちなみに道はこんな感じ。

ここでムリに登るのはちょっと違うかも…と思い、先ほど見た登山道入口の「山北つぶらの公園」の看板まで戻る。

息子も公園に早く行きたいと言うので、方向転換。

目指せ、山北つぶらの公園!

・・・が。 その判断が甘かった。

谷峨駅から公園までは、ほぼずーっと上り坂。

しかも、景色の変化が少ない舗装された道で、正直あまり楽しくはない。

4歳の「帰りたい…」コールが続く。

せっかくここまで来たので「公園で滑り台やろうね!」と励ましながらなんとか歩いた。

駅出発から90分。

公園まであと100m!

100mとはいえ、急な上り坂なのでキツかった!

山北つぶらの公園は最高

たどり着いた公園は、周囲を山々に囲まれた、空気が気持ちの良い場所でした。

ロング滑り台やアスレチックがあります。

息子はたまたま開催されていたスタンプラリーでテンション回復。

こういう“ちょっとした冒険”って、子どもは本当に好きですよね。

私自身もオリエンテーリングとか好きだったので、気持ちすごくわかります。

公園内のスタンプラリーでつつじ山とさくらの山へ。

つぶらの公園内にはパークセンターという屋内スペースがあり、絵本があったり、キレイなトイレも利用できて子連れに安心でした。

公園の遊具で遊びおにぎりを食べて、楽しく遊んでいましたが、頭にふとよぎります。

「帰り道どうしよう…」

帰り道、「山北駅のほうが楽」説

スタンプラリーも終わって、時刻は15時半ごろ。

帰りは谷峨駅ではなく、山北駅を目指すことにしました。

というのも、 「山北駅までの道のほうが楽」 とChatGPTに教えてもらっていたのと、 事前に子連れブログでも同じような情報を見かけたからです。

が、歩いてみてわかった。 全然楽じゃない。

むしろかなり急な下り坂がずっと続く。

途中で息子が「もう歩けない」とその場に座り込み、18kgを抱っこで下山。

Googleマップでは約1時間のルートでしたが、実際には90分かかりました。

正直、足も手もはガクガクでしたが、「暗くなる前に駅に着きたい!」と思い、必死に早足で進みました。

途中、迷いそうになったところでは、交通整理をしていた方や地元の方、学生さんに道を聞きながら、なんとか山北駅に到着。

もう泣きそうになるくらい感動した。

ちなみにこの日のためにサロモン(SALOMON)のハイキングシューズを買って履いていきました。
結果的に買っておいて本当によかったです。

この靴だったから、なんとか歩いて帰って来れたかも。。

息子も、わたしも、よくがんばった

4歳の息子は半分くらいは自分で歩いて、しかも泣かなかった。

私も普段ほとんど運動していないのに、18kgを抱っこしながら山道を歩いた。

帰りの電車(御殿場線)はまさかのとんでもない満員電車で、乗り物酔いしやすい息子が心配だったけど、なんとか持ちこたえてくれました。

そして無事に帰還。

おわりに

今回のハイキングは、予想外の展開でした。

結果的には「山北つぶらの公園」がとても素敵で、行ってよかったと思っています。

ただし! 歩いて行くにはかなりハードな道のりです。

特に未就学児連れの場合は、相当の覚悟と体力、そして早めの行動開始をおすすめします。

とはいえ、

息子と一緒にこんなに歩いたのは初めてで、

大変だったけど良い冒険になりました。

いつか大野山の山頂にリベンジしたいです。

(当分は無理)

そのときはもう少し早く出て、もうちょっと鍛えてから行こうと思います。

誰かの参考になればうれしいです!

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